硝

花ほうろのガラス

長野にアトリエを構えるガラス作家の寺西将樹さん。
花ほうろで扱うガラスは主にこの方の作品です。
すっかり惚れこみ東御市の海野宿にあるアトリエに足を運ぶようになり、
これまでにもたくさんの「綺麗」を花ほうろに寄せていただきました。

寺西さんの工房オリジナルの、東御市特産品である胡桃を使ったくるみガラスは、
うっすらと緑がかったやさしい色合いで、これは花ほうろでもとても人気です。

胡桃の殻を燃やした灰を溶けたガラスに混ぜて吹くそうで、
そうすることで生まれる自然の淡い緑は、どこか郷愁を抱かせるやさしい発色を
見せてくれます。
このガラスを使った花器は、窓辺に置くと陽射しを
透過しほんとうに綺麗。
すっと一輪挿すだけでも絵になってくれます。

くるみガラスだけでなく、日本人の心に響く藍色のガラス。
思わず懐かしさを感じてしまうあどけない橙色のガラスなど。
寺西さんのアトリエで作られる色彩はどれも、日常の景色にすっと馴染みます。
こちらのガラス作品も、花ほうろオリジナルで制作を承ります。


この色でこんな形の、こんな大きさの。
例えばビー玉のような花器だったり。
飴色のプレート、くるみガラスのカップなど。
どんなものがあったら日々の暮らしがより
素適になるか、楽しく想像していただければと思います。

お預かりしましたご要望をどう実現するのか、
作家の寺西さんと相談しながら制作いたします。